
英国のクーパー外相は22日、ロシアのNATO(北大西洋条約機構)領空の侵犯は武力紛争を引き起こす恐れがあると警告した。写真はエストニア領空侵犯に関与したとされるロシア戦闘機を捉えた画像(2025年 ロイター/Swedish Armed forces/Handout via REUTERS)
[国連22日 ロイター] – 英国のクーパー外相は22日、ロシアのNATO(北大西洋条約機構)領空の侵犯は武力紛争を引き起こす恐れがあると警告した。これに対しロシアは直ちに反論し、欧州の懸念は根拠がなくヒステリックだと一蹴した。
国連安全保障理事会の会合でロシア代表と対峙(たいじ)したクーパー外相は「ロシアの無謀な行動は、NATOとロシア間の直接的な武力衝突のリスクを伴う。NATO同盟は防衛を主眼にするが、NATOの領空と領土を守る用意があることを誤解しないでほしい」と述べた。その上で、「NATOの領空内で許可なく活動している航空機に対抗する必要があるなら、そうするだろう」と語った。
一方、ロシアのポリャンスキー国連次席大使は、ロシアによる領空侵犯の主張を裏付ける証拠はないと述べ、欧州諸国は「根拠のない」非難を行っていると反発。「われわれはこのような不条理な芝居には加わらない」と述べた。
バルト3国のエストニアは19日、ロシアのミグ31戦闘機3機が12分間にわたり領空を侵犯したと発表した。NATOはイタリア空軍のF35戦闘機を緊急発進させ対応した。 もっと見る
安全保障理事会は22日、この問題について議論するため招集された。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
