英国のインフレ率は8月も約1年半ぶりの高水準にとどまった。イングランド銀行(英中央銀行)が18日に開く金融政策委員会(MPC)で追加利下げに慎重な姿勢を崩さない公算が大きくなった。
英政府統計局(ONS)が17日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.8%上昇と、7月と同じインフレ率。英中銀および民間エコノミストの予想と一致した。

JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバル市場アナリスト、ザラ・ノークス氏は「英国のインフレ情勢はますます厳しさを増しており、残念ながら改善前にさらに悪化し得る」と指摘。
「イングランド銀が今週利下げに踏み切る可能性はほぼ完全に消えたと言ってよく、今年中の追加利下げについても、労働市場に特段の状況変化がなければ実現する可能性は一段と低下している」と述べた。

原題:Highest UK Inflation Since Early 2024 to Keep BOE Wary on Cuts (抜粋)
— 取材協力 Harumi Ichikura, Joel Rinneby, Mark Evans, William Standring and Alice Gledhill
