
9月17日、中国国家インターネット情報弁公室(CAC)は、国内の大手テクノロジー企業に対し、米半導体大手エヌビディアの全ての人工知能(AI)半導体の購入を停止し、既存の注文をキャンセルするよう指示した。写真はエヌビディアのロゴとマザーボードのイメージ。8月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[17日 ロイター] – 中国国家インターネット情報弁公室(CAC)は、国内の大手テクノロジー企業に対し、米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの全ての人工知能(AI)半導体の購入を停止し、既存の注文をキャンセルするよう指示した。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が17日報じた。
エヌビディアを巡っては、中国国家市場監督管理総局(SAMR)が15日、同社独占禁止法に違反していることが判明したと発表しており、今回の報道は米中貿易戦争が再び激化したことを示唆している。 もっと見る
エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)はロンドンで記者会見し、CACに関する質問に対して「国が望む場合にのみ、われわれは市場に貢献できる」と回答。「現状には失望しているが、中米間には解決すべき大きな課題があり、辛抱強く見守っている。中国政府と中国企業が望む限り、引き続き協力していくつもりだ」と述べた。
同紙が関係者3人の話として伝えたところによると、CACは今週、字節跳動(バイトダンス)やアリババ(9988.HK), opens new tabなどに対し、エヌビディア製「RTX Pro 6000D」のテストと発注を中止するよう指示した。ロイターは今週、中国向けに設計した最新AI半導体「RTX6000D」に対する需要が低調と報じている。 もっと見る
FTによると、複数の企業がRTX Pro 6000Dを数万個規模で発注することを示唆し、エヌビディアのサーバー供給業者と試験や認証作業を開始していたが、CACの命令を受け作業の停止を通知したという。
アリババ、バイトダンス、CACはロイターのコメント要請に返答していない。
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