県南と県西地域の産業活性化や災害時の円滑な緊急輸送に効果が期待される「上曽トンネル」が今月末に開通するのを前に、トンネル内での事故を想定した対応訓練が行われました。
石岡市上曽と桜川市真壁町山尾までの総延長5.5キロ余りを結ぶ「上曽トンネル」は両市が4年前から整備を進め、今月27日に開通します。
上曽峠を含むこれまでの道路は道幅が狭く、急勾配でしたが、開通によって県南と県西地域の物流や産業の活性化、それに災害時の円滑な緊急輸送に加え、茨城空港へのアクセスが大幅に改善されると期待されています。
開通を前に17日は消防や警察など100人余りが参加して、トンネル内での車2台が絡む事故を想定した対応訓練が行われました。
県内最長となる3.5キロ余りのトンネル内で行われた訓練では、車内に閉じ込められた運転手を消防が特殊な工具を使って救出しました。
また火が出た車への消火の手順を確認していました。
筑西広域消防本部の高橋誠一消防長は「県内で最も長いトンネルで市をまたぐことから、常に連携しながら市民の安全を確保したい」と話していました。
石岡市消防本部の天野正道消防長は「トンネルという狭い特殊な空間では活動が制限されるので関係機関の連携が重要だ。現場で訓練できたことは有意義だった」と話していました。
