不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
「え、ディズニーに行ったことないの?可哀想」――。
そんな言葉を浴びせられたら、あなたはどう感じるだろうか。近年、SNSや子育て現場で飛び交うのが「体験格差」という言葉だ。背景には、子どもの学びが机上のお勉強だけでなく体験型へと広がった時代の変化がある。
Yahoo! 配信用パラグラフ分割

教育アナリストの佐藤真理氏はこう指摘する。
「もともと体験格差という概念は、貧困世帯の子どもに体験機会を保障する必要性を訴えるために広まったものです。しかし今では“体験=お金を払うこと”という誤解が広がり、『旅行や習い事が少ない=劣っている』という風潮を強めてしまっている。本来の趣旨から外れていると言わざるを得ません」
厚生労働省「国民生活基礎調査」(2021年)によれば、子どもの貧困率は11.5%、ひとり親世帯では44.5%にものぼる。家計が厳しい家庭ほど有料レジャーや習い事を選択しづらいのは確かだ。しかし「だから可哀想」と一括りにしてしまえば、子どもに二重の烙印を押すことにもつながりかねない。
さらに近年は非認知能力を育てる体験などと銘打った高額プログラムも増えている。
「大人が意図を持ちすぎると、それは遊びではなく勉強になってしまう。子どもにとっては窮屈さを増す可能性が高い」
確かに体験の数や金額を比べれば差は見える。しかしそれは消費社会の色眼鏡を通してこそ際立つものだ。
「旅行の回数や習い事の数を大人が競えば、子どもも少ない自分は劣っている”思い込んでしまう。格差は実際以上に膨らんで見えてしまうのです」
本来大切なのは、いくつ経験したかではなく、どんな経験が心に残るか。近所の公園で虫を捕まえることも、家族で夕食を囲むことも、子どもにとっては等しく貴重な体験だ。
今回話を聞いた女性も、娘ともども「え、ディズニーに行ったことないの?可哀想。悲惨すぎん?」と言われ、思わず言葉を失ったという。
「我が家は行列が苦手なのでテーマパークにはまだ行っていません。その代わり、キャンプに行ったり自然豊かな場所に旅行するのがメイン。でも、こんなふうに言われてしまうなんて……驚きました」
娘は大いに傷ついていたそうだ。
「ディズニーランド行ったことないってダサい。恥ずかしいと言われたそうです。その末に仲間外れに。きっと親が言っているんでしょうね、そういうこと」
娘が娘にかけた至言は【関連記事「行ったことないってことは…」に続く至言のひとこと。体験格差の罠にハマる恥ずかしい大人たち】でお読みいただける。
【取材協力】教育アナリスト|佐藤真理氏
【聞き手・文・編集】常田真悠 PHOTO:Getty Images 【出典】厚生労働省|「国民生活基礎調査」
![「ディズニー行ったことないとか悲惨」で仲間外れに。「体験格差」を振りかざすママ友たちの狂気【専門家解説】 | FORZA STYLE|ファッション&ライフスタイル[フォルツァスタイル] 「ディズニー行ったことないとか悲惨」で仲間外れに。「体験格差」を振りかざすママ友たちの狂気【専門家解説】 | FORZA STYLE|ファッション&ライフスタイル[フォルツァスタイル]](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2025/09/img_2de4fb6ab8dc85f2c92b7ead439c086e23670519-1024x683.jpg)