
9月5日、 世界保健機 関(WHO)のテドロス事務局長はエムポックス(サル痘)について、緊急事態宣言を終了すると明らかにした。ナイジェリア・Igabi, Kadunaのエムポックス予防接種会場で8月撮影(2025年 ロイター/Nuhu Gwamna)
[ジュネーブ 5日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5日、エムポックス(サル痘)について、緊急事態宣言を終了すると明らかにした。
WHOは昨年8月、エムポックスの感染者がコンゴ(旧ザイール)から近隣諸国に拡大する中で緊急事態を宣言。しかしテドロス氏によると、その後コンゴやブルンジ、シエラレオネ、ウガンダなどで「感染が持続的に減少してきた」という。
このため3カ月ごとの会合で感染状況を点検している緊急委員会の助言に基づき、宣言解除を決めた。
緊急委員会のディミー・オゴニア委員長は、緊急宣言を終了したものの警戒感は維持していると強調。特にアフリカの最も感染が多かった地域では、対策への投資や協力などの規模を縮小すべきではないと訴えた。
エムポックスは濃厚な接触を通じて感染し、インフルエンザに似た症状や体に膿を伴う発疹が表れる。通常は軽症だが、子どもや妊婦、エイズ感染などで免疫力が低下している人々は合併症のリスクが高まる。
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