およそ45年間にわたり、津軽の文化や暮らしなどを発信してきたタウン誌がことしで休刊となったことを受け、これまでの歴史を振り返る展示が弘前市で行われています。
月刊「弘前」は、1979年に創刊された月刊のタウン誌で、津軽の文化や歴史、人々の暮らしなどを幅広く発信してきましたが、コロナ禍に伴い協賛金が減少し、ことしの5月号で休刊となりました。
弘前市内の工芸品店では、これまでの歴史を振り返ろうとバックナンバーの展示が行われていて、創刊号のほか、直近十数年分のバックナンバーなどおよそ160冊を手に取って読むことができます。
このうち2014年の5月号の特集では、津軽地方の神社の鳥居に魔除けとして掲げられている「鬼コ」と呼ばれる鬼の像たちが写真とともにまとめられています。
また、2018年の8月号では、津軽地方に伝わる郷土料理の作り方が紹介され、いわしや枝豆などで作るつみれ汁「いわしのだまっこ汁」や、いんげんとニンジンの炒め物「ささげのでんぶ」などのレシピを知ることができます。
月刊「弘前」の編集員を務めた齋藤真砂子さんは「休刊となったが、このような形で皆さんの目に触れることができとてもうれしい。手に取って自分のお気に入りの記事を探してもらいたい」と話していました。
この展示は今月18日まで行われ、バックナンバーは近くの書店で購入できるということです。
