
イランの国防・外交の政策を統括する最高安全保障委員会(SNSC)のラリジャニ事務局長は2日、米国との核協議再開への道は閉ざされていないとしながらも、米国がイランのミサイル制限といった「実現不可能」な要件を求めていることで、再開が阻まれているとの考えを示した。写真はレバノン・ベイルートで8月撮影(2025年 ロイター/Aziz Taher)
[ドバイ 2日 ロイター] – イランの国防・外交の政策を統括する最高安全保障委員会(SNSC)のラリジャニ事務局長は2日、米国との核協議再開への道は閉ざされていないとしながらも、米国がイランのミサイル制限といった「実現不可能」な要件を求めていることで、再開が阻まれているとの考えを示した。
イランと米国は核問題を巡る協議を実施していたが、6月に米国がイランの核施設を攻撃したことで中断。ラリジャニ氏は「イランは理性的な協議を求めているが、米国がミサイル制限のような実現不可能な問題を提示しているため、いかなる協議も否定される道筋が設定されている」とXに投稿した。
イランの核問題を巡っては英仏独の3カ国が8月29日、国際原子力機関(IAEA)査察官のアクセス回復や米国との協議実施などを含む3つの条件をイランが満たせば、核開発問題を巡り違反があった場合に制裁を復活させる「スナップバック」の発動を最大6カ月延期すると提案している。
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