アテネオリンピック、女子マラソンの金メダリスト 野口みずきさんが、大阪 阿倍野区で一日警察署長を務め、特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。
野口さんは現在、大阪府にある実業団の陸上部で アドバイザーという立場で後進の指導にあたっていて、3日午前、阿倍野区の商業施設で開かれたイベントに出席し、阿倍野警察署の山木克則署長から、一日警察署長の委嘱状を受け取りました。
イベントでは、府内の被害で最も多い「還付金詐欺」の事例が再現され、「医療費の還付金がある」と電話を受けたあと、犯人側からATMの操作方法を指示され現金を振り込むまでの手口が、紹介されました。
警察によりますと、府内の特殊詐欺の被害額はことし7月末までに62億7000万円余りと、前の年の同じ時期と比べて2倍近くにのぼっています。
野口さんは「警察官を装って現金の振り込みを求めるなど詐欺の手口も変化し、判断できない時もあると思うので、知らない番号からの電話は応じないか、一度電話を切って家族に相談してほしい」と呼びかけていました。
