真夏のサンタクロースは何をしているか

2025年7月29日、フィンランドのラップランドが、記録的な熱波に見舞われていると、BBCが報じた。ロヴァニエミは、ラップランドの北極圏が目の前に広がる自然に囲まれた街で、サンタクロースの住む村はここにある。北極圏内にあるにもかかわらず、今年は気温が何日も30度前後に達した。

だが、筆者が訪れた6月末は、連日30度超えの東京から一変、用意していた夏物はトランクの中のまま、ダウンコートやセーターを調達するほどの寒さだった。 
本来なら夏でも涼しく、日の落ちない「白夜」のおかげで朝も夜も真夜中も時間制限なく、様々なアクティビティを満喫できるラップランド。

夏のフィンランドでは、真夜中でも日が落ちない白夜を体験できる。

前編「「世界一幸福な国」フィンランドに行って分かった「なぜフィンランド人は将来に不安を感じないのか」」では、フィンランド人の考え方や日常の楽しみを紹介しながら、人々が幸福を感じる理由を紹介した。 
後編では、ラップランドのロヴァニエミの村に住む、サンタクロースに会いに行く。

前編「「世界一幸福な国」フィンランドに行って分かった「なぜフィンランド人は将来に不安を感じないのか」」を読む。

クリスマスは世界を飛び回るサンタさんも、それ以外の季節は故郷でリラックスした時間を送っていると思いきや、夏の間もゲストに会ったり、世界中から集まる手紙に目を通したりとやることはいろいろある。

また、妻のミセスサンタクロースも(サンタさんは結婚していた!)、遠方はるばるやってくるお客さんの相手をしたり、おいしいシナモンロールや、スパイスで風味づけし、温めたグロギ(ホットワイン)でもてなしたりと、ご夫婦そろって「現役」で大活躍だ。

赤い衣装に長い白ひげ、柔和な笑みをたたえたサンタさんの住む国は、幸福度ランキング8年連続1位の国である。たくさんの子どもたちに幸せを届けてくれるミスター&ミセスサンタクロースに、幸せとは何か、どうしたら幸せになれるのか、訊いてみたい。

photo by Santa Claus Village

北極圏に位置し、オーロラも見るのに最高の地と評されるロヴァニエミの「the Santa Claus Village」に、サンタクロースのオフィシャルエアラインのフィンエアーで行ってみた。

ロヴァニエミの「the Santa Claus Village」にあるサンタクロースの家