夏の全国高校野球、大会12日目の第2試合は、春夏連覇を目指す神奈川の横浜高校が三重の津田学園に5対0で勝って、ベストエイトに進みました。
横浜は3回、ワンアウト二塁のチャンスで2番・為永皓選手がレフトにヒットを打ち、相手の守備がボールを後ろにそらす間に一気に2人がかえって、2点を先制しました。
さらに6回には5番・小野舜友選手のタイムリーヒットで1点を追加し、8回には、3番の阿部葉太選手と4番の奥村頼人選手が連続タイムリーヒットを打ってリードを広げました。
先発した2年生の織田翔希投手は、持ち味の150キロ前後のストレートと緩い変化球をうまく使って相手の打線に的を絞らせず、1回戦に続いて完封して横浜が5対0で勝ち、夏の甲子園では17年ぶりとなるベストエイトに進みました。
【村田浩明監督は】
横浜高校の村田浩明監督は完封した織田投手について、15日の夜から食あたりの症状が出て、17日朝も腹痛があったと明かしたうえで、「出場させるかかなり迷ったが、本人が強く志願したので先発させた。コンディションがよくない中でも、すばらしいピッチングをしてくれた」とたたえていました。
また、試合前の狙いどおりに5得点した打線については、「相手ピッチャーの変化球がよかったので、ボール球を見極めるように指示を出した。甘い球を逃さずに打ってくれたので、自分たちの野球ができたと思う」と振り返っていました。
【キャプテンの阿部葉太選手は】
3安打1打点と活躍した横浜高校のキャプテンで3番の阿部葉太選手は「これまでの試合でいい結果が出ていなかったのできょうこそ打つという思いで臨みました。力みをなくし、次につなぐ気持ちで打席に入ったのがよかったと思います」と、ほっとした表情で話していました。
【織田翔希投手は】
完封した横浜高校の織田翔希投手は、体調が万全でない中、志願して先発したということで、「このチームで少しでも長く野球をしたいので『自分が投げて必ず勝つ』と思ってマウンドに上がりました」と、強い思いを明かしました。
7回のワンアウト満塁のピンチをダブルプレーで切り抜けた場面については、「ピンチのときこそ強気でいるのが大事だと思っているので、逃げずに勝負しました。完封は、チームの支えがあってこそ、できたと思っています」と話していました。
