
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は15日、3年半続くロシアのウクライナ侵攻を巡って会談した。そろって会見した両首脳は進展があったと説明したが、詳細は明らかにしなかった。写真は8月15日、米アラスカ州アンカレジで撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
[15日 ロイター] – トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は15日、3年半続くロシアのウクライナ侵攻を巡って会談した。そろって会見した両首脳は進展があったと説明したが、詳細は明らかにしなかった。
市場関係者らに見方を聞いた。
◎唯一のニュースは全く何もなかったこと
<BMOプライベート・ウェルス(ミネアポリス)のチーフマーケットストラテジスト、キャロル・シュライフ氏>
唯一のニュースは全く何もなかったことだ。市場に影響があるのか不明だ。地政学的な問題は一般に、市場の関心を長く引くことはない
この紛争が3年も続いているにもかかわらず、市場は最高値を更新している。市場は、消費者、インフレ、そして来週のワイオミング州の(ジャクソンホール会合での)コメントにより関心を寄せている。
◎経済制裁がなかったことに市場は安堵
<コメリカ(ノースカロライナ州シャーロット)のチーフインベストメントオフィサー、エリック・ティール氏>
経済制裁がなかったことはプラスであり、市場は安堵のため息を付くだろう。
エネルギーセクターに好機があると見ている。原油価格はかなり低い水準にあり、石油に対する制裁の見通しは立たなかった。季節的な需要が高まり、経済成長が再び加速し始める中で、エネルギーに投資するチャンスとなるだろう。
一方、金と貴金属は、安全性に優れた資産クラスであるため、売られる可能性が高い。
◎合意の土台整った
<ミシュラー・ファイナンシャルの金利・トレーディング担当マネージング・ディレクター、トム・ディガロマ氏>
大筋で合意に向けた土台は築かれたと思う。おそらく合意には至るだろうが、まだいくつか段階が残っている。その一つとして、トランプ米大統領、プーチン・ロシア大統領、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が来月中に会談すると予想している。おそらく30日以内に合意に達するだろう。
全体としては、いくらか前進があったため市場はやや好感するだろう。しかし、17日夜にダウ先物が400ポイント上昇するとは思わない。
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